マツザワ様は、おみやげの総合商社として、長野県を中心に関東・東海・北陸・近畿に営業拠点を持ち、様々な人との出会いを通してその土地の魅力を発掘し、新しいおみやげの企画開発や新たなサービスの創造により、豊かで元気な地域づくりに貢献している会社です。
更なる成長に向けて、マツザワ様では、ローコード開発ツール『Wagby』を導入し、システムを内製開発して、業務改善をスピーディかつ柔軟に推進する取組にチャレンジしています。
~人の気持ちと、地域の気持ちをカタチにして
世界中に伝える~
社名 | 株式会社マツザワ |
本店所在地 | 長野県下伊那郡高森町下市田3123番地 |
創業 | 1959年12月 |
従業員数 | 761人 |
URL | http://www.matsuzawa.gr.jp/ |
取材にご協力いただいた方々
(左から)
業務推進グループ | 柴 清高氏 |
業務推進グループ チームリーダー | 木下 哲也氏 |
業務推進グループ | 森 ゆみ恵氏 |
経営支援部品質保証チーム リーダー | 菅沼 彰芳氏 |
本内容は2020年3月時点の情報です。
導入のきっかけは?
基幹システムの周辺にはマツザワ様独自の業務が存在していました。その業務はほとんどが「紙」による運用で、更にこの紙はコピー提出及びFAX共有が行われ、「紙」であるが故に非効率でかつ統制のとれていない業務となっており、投資対効果から個別システム開発を行うこともできず、悩みとなっていました。そんな悩みをAIDのITコーディネータに相談したところ、Wagbyの紹介を受けました。Wagbyは、業務システム構築の基本的な部品が揃っていること、Webアプリケーションで構築できるので運用の手間も省けること等が特長です。これら機能を精査されてWagbyの採用を決定、AIDと共同でアプリケーション開発を行う、業務改善取組をスタートしました。
技術的なサポートをAIDのWagby認定技術者が対応してくれたので、安心感があり、スムーズに業務改善を推進することができたと評価いただきました。
社内での活用状況は?
とにかく「紙」をなくそう!
今まで紙でやり取りしていた業務を対象に、Wagbyでシステム化(=業務改善)を進めてきました。これらを『社内業務システム』と称し、社内グループウェアやメールからリンクをはって、簡単に利用できるようにしています。『Wagbyだとスピーディに対応できる』『全社レベルで情報共有ができる』『部門を跨いだ情報交換ができる』、そんなWagbyによる業務改善メリットが社内に浸透してきています。
業務推進グループのチームリーダー木下氏は、「基幹システムの周辺にはシステム化されると嬉しい「業務」が多い。そんなシステムにWagbyは極めて有効。環境や状況によってやり方が変わってもWagbyだと柔軟に対応できる。自分達でこうしたいと考えたものをすぐにシステム化できる。Wagbyによって業務改善がどんどん進化している」と評価されています。
まさに今、新型コロナウィルス感染症対策で社員の健康チェックを毎朝実施していますが、「チェック結果を集計・報告する業務をWagbyで作ってほしい」と要望が上がり、すぐに構築、直ちに運用を開始しました。今までは紙やFAXが常識だったのに、大きく意識が変わったと語られました。
推進しています!
業務推進グループ
柴 清高氏
Wagbyによるシステム化を推進している業務推進グループの柴氏は、
「利用者の声を聞きながら、試行錯誤や改善を繰り返して、より良い形に近づけてきた。社内での認知度が高まったことで、導入当初に比べ推進しやすくなった」と、手応えを感じていました。
Wagbyとは?
作っています!
Wagbyによるシステム開発は、業務推進グループの森氏が一手に担っています。
システム開発経験はありませんが、Wagbyを使いこなし、現場での実務経験を活かして、業務ニーズに合致した、わかりやすいシステムを次々と開発しています。
森氏は「まだまだ知識が足りない。もっと勉強しなくては」と、謙虚に語られました。
使っています!
品質保証チーム・リーダーの菅沼氏は、「クレーム受付管理システム」の最終とりまとめ者です。
「Wagby導入前は、「手書きの紙、Excel入力で出力された紙」をコピーやFAXで受け付けていた。業務は全て紙。何をするにも時間がかかった。ペーパーレスが最大の効果。
情報をデータベースで共有しているので、該当事案をすぐに参照できるし、一覧表も簡単に作成できる」
Wagbyなくしては仕事が回らないと、その便利さを評価されています。
Wagby活用の効果は?
マツザワ様では、Wagbyを導入して約3年が経過しました。業務推進グループのチームリーダー木下氏は、
「以前から現場の業務改善意識は高いが、どうしても「これ以上はどうにもならない」という閉塞感があった。しかし今では、「こういうことをWagbyで作成してもらえないか?」という相談が現場から上がるようになり、我々の部門でも「申請手続きが必要なもの」「現場からの情報を集約して報告するもの」「データベース化して共有したいもの」はまずはWagbyでの構築を模索する、と変わってきている」
と語られ、“Wagbyが現場の意識を変え、業務改善を前進させている”ことを高く評価されました。
今後に向けて
「Wagbyをもっと活用して業務改善を加速化させ、ビジネスの変革を狙っていきたい。そのためにも、現場のITリテラシー向上は欠かせない。推進する側も、Wagby開発要員やDB管理者の育成を
進め、体制強化を図りたい」
木下氏は、全社挙げて業務のデジタル変革に取り組んでいく意気込みを語られました。
~ お土産とギフトショップをご紹介いただきました ~
ぜひご賞味ください!一度足をお運びください!
AID担当者からの一言
マツザワ様は、ITを経営改善のツールと位置づけ積極的に改善に取り組まれています。
また社内で解決することと、外部の力を借りて進めることのバランスを上手く取っていらっしゃいます。
今後もマツザワ様の改善へ向けたサポートを進めて参ります。
AIDの『Wagbyソリューション』について
AIDは、Wagbyリセールパートナー代理店であり、長野県で唯一の『Wagby認定技術者』が在籍しています。
豊富な開発経験に基づいて、お客様の抱えている課題の整理から、業務改善の企画、業務の見直しとデジタル化、その後の運用まで、業務とシステムの両面でサポートします。
お気軽にお問合せください。