1.要件定義・分析
ユーザーがどのような業務システムを構築したいのか把握するとともに現状を調査・分析します。

2.設計
要件定義・分析を受け、システムの機能をより具体化する作業を「設計」といいます。業務処理の概略やハードウェア環境、 画面やファイルのレイアウト等を決める作業です。決定内容は仕様書にまとめられます。
設計は工程により「基本設計」や「詳細設計」等に分かれます。また、小規模システム開発の場合は、この段階でプロトタイプ (画面表示や操作性等を確認するための試作プログラム)を作りながらお客様のニーズを把握することもあります。

3.コーディング(プログラミング)
プログラム仕様書にそってJavaやCOBOLなどの言語を駆使し、コーディング(プログラミング)していきます。
コーディング(プログラミング)の工程ではいかに正確に、いかに素早く作るかが求められます。

4.テスト
納品する前には、必ずテストを行います。プログラムごとの「単体テスト」、いくつものプログラムを合わせての「結合テスト」、 システム全体での「総合テスト」などがあります。

5.納品(リリース)
テスト結果に問題が無く本番稼動できる品質に達しているかをユーザの担当者と共に判定し、承認が頂けたら本番稼動となります。
ここまでの作業が確実に行われて初めてお客様との信頼関係が築かれ、やがて新たな受注へと繋がることになります。

■これはシステム開発のオーソドックスなサイクルです。サイクルはシステムの内容やプロジェクト規模によって変わります。